砂糖については、白砂糖は良くないとか、三温糖は体にいいとか、色々な話がありますが、どれが正しいのか勉強してないので、よくわからなかったんですが、以前SolSolさんの名刺にあった「精製漂白した砂糖はパン生地に使用致しません。」の記述でさらに気になったので、調べてみました。
まずは、砂糖とは何からできているかです。
・サトウキビ ・テンサイ(サトウダイコン、ビート) ・サトウモロコシ
だいたいこの3つ。
外食や家庭でよく使われるのは、サトウキビを原料とした砂糖。
上白糖・グラニュー糖・三温糖・ザラメ糖・黒糖・キビ糖 などなど。
健康志向の方がよく使うのが、甜菜糖。テンサイから作った砂糖です。
砂糖の作り方について、農畜産業振興機構のホームページに図がありましたので添付します。
文章よりわかりやすいですよね。
ここからですね。体にいいのはどれか?
よく使う白い砂糖(上白糖やグラニュー糖)と三温糖の違いって知ってますか?作り方は上の図でわかると思いますが、肝心なのは成分です。
砂糖に含まれるミネラル分に当たる灰分の含有量は、グラニュー糖や上白糖が約0.01%(ほとんどゼロに近い)であるのに対し、三温糖は約0.25%ですので、三温糖がグラニュー糖などに比べミネラルを多く含んでいるのは事実です。しかし、100g中に0.25gという量を大さじ1杯(9g)中の量に直すとわずか0.02グラムにすぎません。牛乳1本(200ml)中に含まれるカルシウムが約200ミリグラム(0.2g)であることを考えると、砂糖にミネラルの摂取源としての役割を期待するよりは、野菜、果物、海藻などミネラル豊富な食品を十分摂取する方が効率的です。
白い砂糖と三温糖の間で、どちらが健康に良い・悪いということはありません。
しかも、三温糖が体にいいという事が世間で騒がれだしたころ、上白糖をカラメル色素で着色したものもでているそうです。三温糖を買う際は、パッケージ裏の原料表示をよく見て購入して下さい。
ということで、健康的にという意味では、砂糖は極力取らない。そして甘味料として使うならば、蜂蜜・黒砂糖・甜菜糖・本味醂・メープルシロップなどのミネラルを多く含むものを少量使う事ですね。
WHOでも白砂糖の1日に摂取していい上限を50g→25gに引き下げるほど、健康被害が甚大なようです。
白砂糖などの糖分を取ると体にどう影響するのかは、次回書きます。
どんなものでも取り過ぎは良くない。特に甘いものは食べれば食べるほど欲しくなる依存性があるということ。それは次回書く内容で体の機能がそういう動きをしてしまうんです。
だからと言って、たまのご褒美やお祝いでケーキを食べることもあるので、それをやめろというのは、無理な話。極力減ららしていきたいな、という考えで今はいます。
ただ、次回書く体への健康被害を調べたら、そんなおおらかな気持ちでいられるかどうか。
「癌を自力で治そう」というサイトを見つけて読んでいた時に、最初に飛び込んできた情報は、「癌になったら、まず砂糖断ち‼」でした。
衝撃的ですよね。砂糖は癌細胞の餌になるんでしょうか?
この話、次回もお付き合い下さい。
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