いつも読んで頂いて、ありがとうございます。
どうやらウチの家系は糖尿病予備軍が多い家系らしい。
親も親戚もそんな事を言っていました。
最近親戚の間で食事制限をしているとか、
しなければならないとかいう話を聞きます。
僕は病気になって以来、メタボからも脱却して
食生活も改善されているので、その気配はなさそうです。
しかし、最近読んだ本の中に糖尿病に関する話が多くて
少し整理してみたいと思います。
まず、一般的に言われている糖尿病の原因は、
インスリンの分泌不全が原因とされています。
インスリンの働きが悪くなる原因は何と言われているか
ご存知ですか?
ただ単にすい臓が疲れているからというわけではないようです。
最近の研究では、「全身の炎症」のせいだと言われています。
人間は毎日体のどこかで炎症がおきています。
それを体の中の酵素が自然に働き抑えてくれているので、
自覚症状もなく過ごす事ができています。
炎症が酷くなれば症状としてあらわれてくる事もあるとは
思いますが、症状に現れない程度の炎症が原因でインスリンの
働きが悪くなっていると言われています。
さらにこの「全身の炎症」の原因は、腸にあるとする説が
多くでています。
「漏れる腸」「腸もれ」
聞いた事ありませんか?
これは、腸内環境(腸内フローラ)のバランスがみだれて、
腸のバリア機能が低下して、腸の中のいろいろな物が
血液中に入っていく事をいいます。
英語だと「リーキー・ガット」というそうです。
腸から漏れる物の中に「細菌」もあります。
血液中に細菌がたくさん入っていると「敗血症」という
病気になり、命の危機にもなりかねません。
血液中に細菌が少しいる状態で、全身が炎症していることが
インスリンの働きを悪くしているとのことです。
全身の炎症は、動脈硬化やガンの原因にもなります。
血管や・各臓器にそれぞれに炎症が続きひどくなると、
こういった病気になる可能性が高くなります。
例えば、肝臓の炎症(肝炎)が酷くなれば、肝臓ガンになりますし、
胃炎が酷くなれば、胃潰瘍そして胃ガンに発展します。
では「全身の炎症」をどのように抑えれば良いかという話になります。
上記でも書いたように、体の中には炎症を抑える(抗炎症作用のある)
酵素が作り出されています。
さらに強い炎症を引き起こすものに対して、抗炎症作用のある栄養素は
体の中では作れないものもあります。
抗炎症作用のある酵素を作り出すにも、体内で作れない抗炎症作用のある
栄養素を取り込むにも、毎日の食生活がとても重要になってきます。
バランスの良い食事と抗酸化作用の強いとされる食材を意識して
取り入れる事が重要ですね。
抗酸化力の強いと言われる食材は、野菜・果実に存在します。
しかし、現在のものと昔のものとでは同じ野菜・果物でも
栄養素に大きく差があって、今では栄養素が半分以下になっている
ものも珍しくありません。
それを知っている人たちは、栄養素を補おうとしてサプリメントを
飲んだりしている人も多いと思います。
僕はスーパーフードを取っています。
かなりの抗酸化力を持っていて、細胞への吸収率もすごい。
自分に何が合うかはわからないので、色々試してみると
良いと思います。
それから「腸もれ」が心配な方は、食物繊維多めの食事を
取り入れて下さい。
そうすることで、腸内で生成される「短鎖脂肪酸」が多くなり、
腸のバリア機能を高めてくれます。
さらに、お酢を使った料理もです。
酢酸は「短鎖脂肪酸」の一種です。
食事に取り入れるのも効果があるそうです。
そこでこれ。
毎日のように食べている納豆に酢を加えるだけ。
子供達にも混ぜる酢の量を減らして食べさせました。
そうしたら、「美味しい」という反応だったので、
飽きるまではしばらく続けて食べさせようと
思っています。
そして、酢納豆をメインにしたドレッシングも作ろうかと
思っています。
良いものができたらご紹介しますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ちなみに、抗炎症作用のある酵素を体内で作る働きは
年齢を重ねるごとに減っていきます。
50代になると20代の半分になってしまうそうです。
積極的に抗炎症作用のあるものを摂取しましょう。
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