調味料を選ぶ基準  かえしの材料 醬油編

いつも読んで頂き、ありがとうございます。

続きを書く前に、

小林麻央ちゃんが亡くなられたので、

黙祷させて頂きます。

麻央ちゃんについての話をこのブログでは、

書くつもりはありませんが、

ただただ、ご家族がこれから幸せに生きていける事を

願うばかりです。




かえしの材料を選ぶ基準は、調味料を選ぶ基準と同じです。

前にも触れましたが、本物を選ぶこと。

何が本物でそうでないかを知ることからはじめましょう。


そもそも、醬油や味醂に「偽物」と「本物」があるの?

と思う方がいるかもしれませんが、

あるんですよ。これが。


みなさん、特売のセールで1本800ml 100円の醤油と

1本1ℓ 698円の醤油とどう違うかわかりますか?

もちろん原料が違うのは、当たり前なんですが、

原料表示を見てみましょう。

上記がセールで100円の醤油。

下記が698円の醬油。

(今回の辛汁かえし試作品に使用しました。)

ご覧のように、

本来の醤油は、大豆・小麦・食塩で作りますが、

セールやコストに対応するために、

余分なものを使わなければいけません。


本物の醤油は、一年以上時間をかけて製造されます。

しかし、そんなに時間をかけていたらコストがかかる。

原料もコストダウンしたい。

となると、脱脂加工大豆を使用してコストダウン。


脱脂加工大豆は、どんなものかと言えば、

大豆の絞りカスです。

それでも旨味は残っているので、

使用して足りない旨味は添加物で補う。

ここでいう、「調味料(アミノ酸等)」

ってやつですね。あと砂糖。


「アミノ酸等」とあるので、少なくとも2種類以上の

添加物が使われているという事です。

砂糖もいらないですよね。


また、本物の醤油は本当の醸造品なので保存性が高い。

ですが、本物でない醤油製造期間を短くするための工夫もしているので、

保存性が悪いからアルコールを添加して保存性をあげている。


このアルコールにも問題があって、

コストの安い醸造アルコールで、

原料に問題がある場合が多い。

醤油には「アルコール」の原料表示を

する必要がありませんから、どんなものを

使っているかわかりません。



まだ、ここにあげたものはましな方で、

もっと色々な添加物が使われている物もあります。


脱脂加工大豆の製法を見ると使用している物に

疑問を持つので、なるべく選ばないようにしようと

思います。



しかし、値段に大きな差がありますから、

こういう事を知ったうえで、安いものを

買って使うのは、いいと思います。

知らないでいる方が良くないと思いますので。



今回も最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

次は、かえしの材料 みりん編を書きますね。

復活‼そば屋の大将のちょっとした話

病気になり5ヶ月の休業期間から復活した 愛知県碧南市の「そば処ほていや」の店主です。 休業中に体験した事や感じた事、 日々の生活の出来事や興味のある健康話、 お店の話をアップします。

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