調味料を選ぶ基準 かえしの材料  味醂編

いつも読んで頂いて、ありがとうございます。


前回に引き続き、調味料についてです。

今回は、味醂。


「本みりん」と「みりん風調味料」

どちらを使っていますか?


もちろん「本みりん」と答えてほしいところですが、

どうでしょうか?


味醂に関しては、

「本みりんじゃないと料理美味しくないよね。」

と、よく料理をされる主婦の方から聞きます。


本当にその通りで、みりん風調味料は嫌な甘さと

変な味が食べた後に口にまとわりつきます。


味に慣れてしまった方は、大丈夫なんでしょうけど。


さて、どう違うか原料表示から見てみましょう。


今回は「本物の本みりん」から

この味醂は、ウチのつゆに使っている三年熟成の本みりん。

杉浦味醂さんのです。


碧南は、全国的に有名な「三河みりん」の大産地。

有名で素晴らしい味醂を作る会社が4社もあります。

その中の一つが、杉浦味醂さん。「愛桜」です。


僕の友人でグルテンフリーのパン屋さん

「BakeShop SolSol」さんも

この味醂を使っています。


そしてこれが、今回の試作に使用した味醂。

九重味醂さんの「九重桜」です。


どちらの味醂も最高品質の物。

原料を見てもらえば、

もち米・米こうじ・焼酎  のみ。

焼酎も杉浦味醂さんは、酒粕焼酎

九重味醂さんは、米焼酎。


九重味醂さんは、米焼酎とは書いてありませんが、

ちょうど先日当店に九重味醂さんが来てくださって

お話していたら、教えてくださいました。



これがみりん風調味料。

原料表示に、水あめが最初にくるなんて

って感じですよね。


完全に味醂本来の甘みではなく、砂糖系の甘み。

米こうじの醸造調味料 って何?

醸造酢と酸味料はあえていらないですよね。



味醂は、和食の美味しさを決定づける

とても大切な伝統調味料です。

ぜひ、本物を使って下さい。

今までの料理が数段レベルアップしますし、

いらない添加物や砂糖を取らずにすむので、

とても健康的です。



今回も最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

次回は、かえしの試作品で蕎麦を食べてみましたが、

しょっぱさが際立っているので、少しレシピを変更

しようと思います。


まだ、寝かし時間が短いのでもう少し和らぐと思いますが、

修正していきます。

復活‼そば屋の大将のちょっとした話

病気になり5ヶ月の休業期間から復活した 愛知県碧南市の「そば処ほていや」の店主です。 休業中に体験した事や感じた事、 日々の生活の出来事や興味のある健康話、 お店の話をアップします。

0コメント

  • 1000 / 1000