お伊勢参り その2 猿田彦神社

先日書いた、お伊勢参りの話の続き。

伊勢神宮を出ておかげ横丁・おはらい町を堪能した後、必ず行く猿田彦神社へ行きました。

猿田彦大神様がお祀りされています。みちひらきの神様。

ともに天宇受賣命(あめのうずめのみこと)様も境内社 佐瑠女神社(さるめじんじゃ)にお祀りされています。


なぜ、僕が大好きで大切にしているかと言えば、ご存知の方もみえると思いますが、僕は脱サラなんです。初めからこの飲食業界にいた訳ではありません。

僕の家は元々家具屋さん。父も祖父も家具屋さん。曾祖父もかな?

商売人で職人の家系の長男。だからサラリーマンは務まりませんでした。

会社に入社する時は、「釣りバカ日誌の浜ちゃん」のような生活をする事を目標に、でも仕事はしっかり頑張ろうと思ってましたが、1日の中で1番長くする事が仕事。やはり考えが甘い若造でした。それに仕事内容が「金型設計」。みんなと話すのが大好きで、やっぱり人と接する仕事がしたいとずっと悩んでいて、28歳までに決断をすると決めて働いていました。でもちゃんと仕事はしましたよ、大きな仕事も任されましたし、失敗は多かったですけど。

そんな時、僕の事をよく分かってくれてる友人達が、猿田彦神社の御守りを僕にくれたんです。

これです。「はじめの一歩守り」。

”新しい物事を始める時に 大切な第一歩を良い道に導いて頂く御守り” とされています。

これを手に進んだ結果、「そば処ほていや」の大将としてここにいます。

もちろん、このお守りだけが僕をここまでしてくれた訳ではありません。

多くの方々の助けがあったればこそです。 

ただ、最初の「みちひらき」という意味では、本当に良い方向へ導いてくれたと思っています。

実は、今回の参拝でこのお守りを2つ購入しました。

もう35年来の友人の娘と息子が大学と高校へ入学となります。僕にとっても自分の子供同然の子達です。ですから、新しいスタートにいい一歩を踏み出し夢に向かって行ってほしいと渡しました。ご利益は、僕が実証済みですからね。

ちなみに今僕は、こちらのお守りを持っています。

「みちひらき」の御神徳をいただき 進まれる道の行先を開いて、良い方向へ導いて頂く御守り

これの赤色ですね。もう数年間毎年頂いています。

そんな訳で大好きな神様であり、大切なところなんです。




では、猿田彦大神様と天宇受賣命様についてお勉強。

猿田彦神社HPより

天孫降臨を啓行(みちひらき)された猿田彦大神は、高千穂に瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を御案内した後、天宇受賣命(あめのうずめのみこと)と御一緒に本拠地である「伊勢の狭長田(さながた)五十鈴の川上」の地に戻り、この地を始め全国の開拓にあたられました。

 そして、神宮第一の古典『皇大神宮儀式帳』等にあるように、宇治土公宮司家の祖先で猿田彦大神の裔である大田命が、倭姫命の御巡幸に際して、猿田彦大神が聖地として開拓された五十鈴の川上にある宇遅(宇治)の地をお勧めし、そこに皇大神宮(内宮)が造営されました。そのため宇治土公家はその後、神宮において代々「玉串大内人(たまぐしおおうちんど)」という特別な職に任ぜられ、式年遷宮で心御柱と御船代を造り奉るなど、重要な役割を果たしてきました。

 同時に邸内では御先祖である猿田彦大神をお祀りし、門前には全国から訪れる参拝希望者やお供えが絶えることはありませんでした。

 当社は猿田彦大神の子孫である宇治土公家が代々宮司を務める神社です。



難しいですか?

天孫降臨はわかりますかねぇ?細かいところ説明をしだすと大変長くなるのでしませんが、猿田彦大神を祀る神社として椿大神社も有名です。どちらも全国の猿田彦神社の総本社・猿田彦神・大田命の直系の子孫であると主張しているようですが、神話や所在地その他いろいろを総合するとこの猿田彦神社が総本社のようです。


天宇受売命は、

天照大御神が天岩窟(あめのいわや)にこもられたときに神楽をされ、大御神が再び現れて平和な世を迎えられたと伝えられます。天孫降臨の際は猿田彦大神と最初にご対面、 大神が御啓行(みちひらき)の後は詔により、ともに五十鈴の川上の地に来られ、功により"媛女君"の称号を受けられました。

俳優(わざおぎ)、神楽、技芸、鎮魂の祖神と仰がれます。


たくさんの芸能人の方がご参拝されてるようですよ。


色々と知って神社や仏閣に行くと知らないで行った時よりもさらに楽しいですよね。

調べればまだまだ深く知ることができるので、ぜひ調べてお出かけ下さい。

復活‼そば屋の大将のちょっとした話

病気になり5ヶ月の休業期間から復活した 愛知県碧南市の「そば処ほていや」の店主です。 休業中に体験した事や感じた事、 日々の生活の出来事や興味のある健康話、 お店の話をアップします。

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